キラリと光る文章に!5つのテクニックで文章力は格段に上がる

ブログで書いた文章がなんとなく他の人と似ていて、悩んだ経験がある人は多いのではないでしょうか。

 

私たちの周りは文章で溢れているので、平凡な表現で注目されるのは難しいです。

 

数多くの文章から選ばれるのは簡単ではありませんが、少し工夫をすればキラリと光り人を惹きつける文章が書けるようになります。

 

それでは、文章力が格段にアップする5つのテクニックを紹介します。

 

過去の話に現在形を入れて文章に迫力を出す

 

文中に登場する過去の出来事を現在形で表現すると、まるで今起こっているように感じられて文章に臨場感が生まれます。

 

文末に変化がつくので心地よいリズムになり、読んでいて飽きることもありません。

 

以下の文章が、文末の過去形を現在形にした例です。

 

私のテーブルにうどんが運ばれてきた。

 

優しい出汁と桜海老の香りが鼻に抜けた。

 

麺はモチモチとした弾力があり、とても美味しかった。

 

私のテーブルにうどんが運ばれてきた。

 

優しい出汁と桜海老の香りが鼻に抜ける。

 

麺はモチモチとした弾力があり、とても美味しい。


具体的なエピソードを書いてオリジナルな文章にする

 

文章にセリフや会話を引用した具体的なエピソードを書けば、強いオリジナリティを出すことができます。

 

読み手は文章を耳で聞いているような感覚になるので、リアルさが増して親近感もわいてきます。

 

以下の例文のように、セリフや会話を引用してみましょう。

 

「ぼくねー、大きくなったらスーパーマンになるんだ!」


子供らしくてかわいい夢だな、と思う私に息子は続ける。


「そしたら、ママを守れるでしょう?」

 

動詞を使って文章に動きを出す

 

文末を動詞にすると、文章に動きが出て情景が想像しやすくなります。

 

文末が名詞の文章は止まって見えますが、文末が動詞の文章は次々と物事が展開しているように見えるので、動画のように賑やかです。

 

以下の例文では、2つ目の文章の方が動きがあります。

 

キラキラ輝くイルミネーション。


流れるポップなメロディー。


街を行き交うカップルたち。


今日はクリスマスイブだ。

 

イルミネーションがキラキラ輝く。


ポップなメロディーが流れる。


カップルたちは街を行き交う。


今日はクリスマスイブだ。

 

2つめの文章の方が動きがあり、クリスマスの情景が伝わってきます。

 

名詞と関係が深い動詞を選んでこなれ感を出す

 

名詞には、結びつきの強い動詞が多くあります。

 

名詞と結びつきの強い動詞を選べば、こなれ感のあるおしゃれな文章にすることが可能です。

 

例えば「恋が始まった」より「恋に落ちた」と言った方が、しっくりきます。

 

恋は始まるよりも落ちるとの方が結びつきが強いからです。

 

コーヒーも同じで、「コーヒーを作る」と言うより「コーヒーを淹れる」と言った方がおしゃれに見えます。

 

名詞と結びつきの強い動詞がないかを見直して、文章をワンランクアップさせましょう。

 

語順を変えて文章のインパクトを強める

 

文章の中に強調したいことがあるとき、通常の語順を倒置させる方法で文意を強められます。

 

なぜなら私たちは主語から始まる文章に慣れており、いきなり結論から話されると驚くからです。

 

以下に、語順を入れ替えてインパクトを強めた例をあげます。

 

私は、お風呂上がりにキンキンに冷えたビールを飲むのが大好きです。

 

大好きです!キンキンに冷えたビール。

 

お風呂上がりに飲むのが最高なんです。

 

文章で強調したいことを先に出し、余分な言葉は削って足りない言葉を補足するとインパクトが強くなります。

 
紹介した5つのテクニックを意識して書けば、あなたの文章をひときわ目立つものにすることが可能です。

 

文章力をアップさせ、キラリと光る文章で読み手の心を掴みましょう。